習慣化には継続できる仕組みが欠かせない。モチベーションを過大評価せず、環境を重視せよ。

Notion道

習慣化には継続できる仕組みが欠かせない。モチベーションを過大評価せず、環境を重視せよ。

Notionで習慣の継続記録を計測する方法

とうまろ

2024/05/01

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Notion愛好家の皆さんこんにちは！

Notion道ニュースレターではNotionにおけるタスク管理と情報整理術について深くコンセプトを掘り下げ、日々の生産性を向上させるためのヒントを毎週水曜日にお届けしています。先週に続いて、今週はNotionで習慣の継続記録を計測する方法を紹介します！

📅【Notionニュース】

数式がデータ型を表示してくれるようになりました。

画像右の眼のマークを押すと、最終的に出力されるデータの型を表示してくれるようになりました。地味なように見えますが、数式をたくさん書いているとなんの型を扱っているかわからない時があるので大変ありがたいアップデートです。リストの中にデータ型が混在している場合は「リスト」と表示され、データ型が統一されている場合は「数値のリスト」のようにリストの中のデータ型がどうなっているかも表示してくれます。

Notionで扱われているデータ型は全部で以下のとおりです。

Notionで使える関数は上記のデータ型によって変わってきますので、数式初心者の方はまずこれらの型があるということを頭に置いておくと良いかと思います。

📅5月１１日（土）にセミナーやります！

とうまろ/ Notionをプロのツールに変える

@heytoumaro

５月１１日（土）にセミナーやります！

僕自身初のセミナーとなりますが、りんのすけさん( @RinNotion ）とコラボして開催することになりました！

アイコン並べたらシルエットがほぼ同じだったのは内緒です！🤫

✅Notionを使った習慣トラッカーの作成方法
✅習慣をタスク管理にうまく組み込む方法… pic.twitter.com/otBrvKez0L
— とうまろ/ Notionをプロのツールに変える (@heytoumaro) April 28, 2024

僕自身初のセミナーとなります！
普段から仲良くさせてもらってるNotion発信者のりんのすけさんとコラボして開催することになりました。
テーマは「一生役立つNotion習慣術セミナー」です。

先週号でも、習慣を身につけ継続していくためには記録を付けることがとても大事、というお話をしました。そんな習慣化のコツと、ワンランク上のNotion活用術を伝授していきます。

お申し込み方法はXのポストからご確認ください！

✨ウィークリーNotion Tips

習慣の継続記録を計算する方法を紹介します！
習慣の継続記録は、上記セミナーでも紹介する予定なのですが、詳しい数式の詳細までは時間の制限もあり解説することができないと思いますのでここでそのやり方を解説したいと思います。

習慣データベースを作成する
習慣DBを作成してそれぞれの習慣をチェックボックスプロパティで作成します。
集計用のデータベースを作成する
集計用のDBを作成して１つだけページを作成します。
２つのDBをリレーションでつなぐ
２つのDBをリレーションでつなぎ、データベーステンプレートで習慣データに集計ページがリレーションされるように設定しておきます。
そうすることで、集計DBに全ての習慣データが集約されるようになります。
このように複数のデータを１か所に集約して処理する機能の事を英語からアグリゲーター（aggregater）と呼びます。
集計DBにそれぞれの習慣の数式プロパティを作成する
最終的にはこのようなDB構成になります。
数式の説明は次のステップへお進みください。
数式で現在の継続日数と最長の継続日数を求める
チェックボックスはtoNumber()で数値に変換すると
チェックなし→0
チェックあり→1
になることを利用します。
以下の例で説明をしますと、
現在の継続記録は「２」
最長記録は「３」
であることがわかります。

数値になったリストをjoin関数を使って空文字で連結すると”111011”という文字列が取得できます。
さらにそれをsplit関数を使って"0"で分割すると["111", "11"]というリストが取得できます。
これはつまり、リストの中で１が一番長く続いたものが習慣の最長記録であり、一番最後の要素が現在の継続日数ということを示しています。
そしてテキストの長さを測るlentgh()を使って[3, 2]というリストが取れます。
[3, 2]のリストから最大の数値を取得するmax()を使うと３が取得でき、リストの最後の要素を取得するlast()を使うと2が取得できます。
それをそれぞれの習慣の数式プロパティで表示してあげれば完成です。

👟習慣化には継続できる仕組みが欠かせない

習慣は無意識にできるようになるまでは繰り返して繰り返して回数を重ねるしかありません。一度にかけた時間よりも毎日少しでもいいので続ける方が脳が習慣とより結びついて習慣化に近づいていきます。
モチベを一番高めてくれるのは進歩を感じている時です。体の変化は目には見えなくても休まなければ必ず前進しています。それを可視化してくれるのが継続記録であり、満足を与えてくれるのが習慣トラッカーなんです。

人はただ行動を記録するという作業によって、行動を変えたいという気持ちを起こすことができる。

James Clear

１日はトラブルやアクシデント、どうしてもやりたくないとかで続かない日もあるでしょう。でも二日連続はさぼらないでください。それは「休む」という新しい習慣を生み出すきっかけになってしまいます。僕の習慣トラッカーでは現在の継続日数が０日になったらテキストと背景色を赤くするような工夫をしています。休むことに慣れてしまうと「休んでいる」というきっかけにすら気付かないようになってしまいます。この習慣トラッカーは冒頭に紹介した５月１１日のセミナーでテンプレートをお配りする予定です。
ぜひ皆さんの参加をお待ちしております！